Fusion 360

Fusion 360:高機能3D CADソフト

fusion 360 とはオートデスク社の高機能な3d cad製品で、camやcaeソフトウェアでもあります。
fusion360の歴史は2013年にまで遡り、当時はパッケージソフトとして販売されていましたが、現在はクラウドベースの製品に移行しています。3d cadだけでなく、プリント基板の設計や2dと3dの図面設計にも対応しますし、WindowsとmacOSの他にAndroidやiOS向けの簡易版も展開中です。

ソフトウェアはサブスクリプションによる提供ですが、学生や教員に教育機関などの関係者は、無料で利用することができます。個人でも非商用なら機能限定の無料版が使えるので、無料版で画面や操作方法を確認してから、有料版に移行することが可能です。

約10年の歴史がある3d cadのfusion360は、前身のInventor Fusionの後継にあたります。移行後は同社の他の製品とも統合を続けており、今では高機能な製品に成長しています。

Fusion 360の機能


シンプルなCADソフトウェアかと思いきや、設計などの機能が盛り込まれているので、これ1つで何でもできます。基本的な機能は3dモデリングとシミュレーション、それから機械加工や旋盤加工などの造形プロセス管理です。フライス加工や積層造形にも対応しているので、3dプリンターとも相性が良いといえるでしょう。スキーマ設計やPCB設計もお手の物ですし、コンポーネント管理の電子設計自動化、EDA機能も備えますから、おすすめしない理由はないです。むしろ初心者向けの3dcad おすすめソフトとしても、業務用途を目的とした本格的なcadソフト おすすめもできます。更に拡張機能に対応していますし、オートデスク社から販売されているので、標準機能に物足りなさを覚えるようになっても大丈夫です。

3dモデリング機能は柔軟性が高く、クラウドコラボレーションと管理機能でチームにる連携も促進されます。便利な自動化ツールによる業務効率化、注釈つけやドキュメント化など、ドキュメント作成もfusion360があればできます。拡張機能の1つシミュレーションエクステンションは、クラウド解析に無制限にアクセスできる魅力的な機能です。構造や熱、陽解法に射出成形のシミュレーションもできるようになっています。他にも材料や製造技術の最適化、3~5軸加工の最適化、複雑なジオメトリを用いるパフォーマンスと美的外観が向上させられる拡張機能もあります。